グローバル・ブレイン~大企業16社によるCVCラボ「アルファトラッカーズ」を設立

ブローバル・ブレイン(代表取締役社長:百合本安彦)は、12/7に都内で開催した毎年恒例の年次イベント「Global Brain Alliance Forum 2018」において、オープンイノベーションの活動に特に積極的な大企業16社を集めたCVCラボ「アルファトラッカーズ(α TRACKERS)」を開設することを発表した。

初期のロンチ時点で参加する16社は以下の通り。

株式会社大林組株式会社講談社株式会社資生堂住友林業株式会社ソニーフィナンシャルホールディングス株式会社株式会社電通国際情報サービス東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)、三井住友海上火災保険株式会社三井不動産株式会社株式会社安川電機ヤマトホールディングス株式会社楽天株式会社ホールディングス株式会社株式会社JTBKDDI株式会社TBSテレビ

ブローバル・ブレインの百合本社長は、これら16社の選定について「CVCの実績有無や投資件数などに関係なく、組織活用の巧拙を基準に選定した」としている。

 

αトラッカーズの目指すところ

今回設立が発表されたCVCラボ「αトラッカーズ」は、CVCを一時のブームに終わらせることなく、スタートアップ自身だけでなく、彼らを支援する環境そのものを育成・定着させることを目標としている。

四半期に1回、世界の先進事例を共有する勉強会を開催する他、本ラボのメディアパートナーとして関わる「Forbes JAPAN」でも2019年1月からオープンイノベーション推進事例について、記事連載が開始される予定だ。

 

αトラッカーズの鍵は「Forbes JAPAN」との連携?

本フォーラムにおいて、ナビゲーターを務めた「Forbes Japan」編集長で同誌を出版する株式会社アトミックスメディアの代表取締役社長:高野真氏は、

「経済学者ヨーゼフ・シュンペーターによるイノベーションの定義である『新連結』を産むため今足りていないのは、オープンイノベーションを推進する大企業同士の横連携するための組織だ。その役割を担う『α TRACKERS』の存在意義は大きい」と発言している。

高野氏は、大和証券→大和総研を経て、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントの投資顧問部門全般のマーケティングヘッドを担当した後、2002年にはピムコ※ジャパンリミテッドの取締役社長も務めている。

ピムコ(PIMCO)は、パシフィック・インベストメント・マネジメント・カンパニー(Pacific Investment Management Company LLC)の略称で、カリフォルニア州ニューポートビーチに本社を置く世界最大のグローバル資産運用会社のひとつだ。

超ハイエンドなビジネス雑誌の編集者というだけでなく、自身も大型投資を多数行ってきた人物である。

今回のグローバル・ブレインの発表は、大企業16社のネームバリューに目が移りがちだが、「Forbes Japanとの連携」というところにも世界に打って出る何らかの秘策が隠されているのかもしれない。