昨年のCVC世界投資額は530億ドル(約5.9兆円)

年々増していくアジアの存在感

コーポレート・ベンチャーキャピタル(CVC)による昨年の全世界での投資は前年2018年比で47%増の530億ドル(約5.9兆円)に達しました。

地域市場別にみると、アジアが+8%増の38%、北米が-7%減の41%となっており、世界的にみるとアジアの存在感が増していることが顕著に表れています。

投資分野は、引き続き「AI(人工知能)」の比率が高まっているようです。

アジアCVC投資の51%が中国

アジアのCVC投資に注目するとアジア全体の51%にあたる108億ドル(約1.2兆円)は中国市場に向けられています。

世界規模が5.9兆円ですから、中国のシェアは実に世界の20%にも及んでいることになります。

気になる日本への投資は317件の約1,500億円ですから、中国の1/8ということになります。

日本における2018年、CVC最大の資金調達は「フォリオ」

昨年日本において最大の資金調達をしたCVCは、資金運営サービスを展開する「フォリオ(https://folio-sec.com/)」です。

実に6300万ドル(約70億円)を調達しました。

フォリオについては、松本人志を使った広告を目にした方も多いのではないでしょうか?

2018年世界最大のCVC調達を実現した「マンバン(Manbang)」とは?

2018年世界で最大の資金調達をしたのは、中国のトラック運送会社の「マンバン」でその額20億ドル(約2,200億円)。日本のソフトバンクグループや、グーグルの親会社アルファベットなどが投資した。

マンバンは「トラックのウーバー(uber)」といわれ、専用アプリでトラックを呼び、配達ができるという斬新なサービスが評価され2018年CVC最高の調達額を達成しました。

2019年、今年は日本と世界でどんな商品・サービスを展開する企業がCVC調達額を伸ばしていくのでしょう?

キュリオシティは、今後も国内外のCVC最新トレンドにキャッチアップしていきます。